逆井城跡公園〜小山評定跡〜皆川城跡

若旦那です。

今から書く事は以前にも書いた事と重複しますが、自分は歴史が好きで特に三国志を始めとする中国史や日本の戦国時代が好きなんです。なので関連書籍やネットなどで知識を深めては「俺ってこんなに詳しいんだぜぇ」と一人悦に入っていました。ところがある日、「俺って三国志とかは詳しいのに地元の歴史って何も知らないよなぁ・・・」と思い始め、それ以来せっせと関連書籍やネットなどで色々と調べ始めました。


そうなってくると、今までまったく関心の無かった城跡とかにも興味がわき、飛山城跡とか黒羽城跡とかに行っては旧ブログに「栃木県の城(詳しくはこちら)」や「栃木県の史跡(詳しくはこちら)」というカテゴリを設けてはせっせとアップしていました。しかし、これには意外に手間がかかるため忙しい時期は後回しにしてしまい、そうこうしている内に記憶も薄れてきてアップを断念。せっかく回ってもこんな状態がずっと続いてしまいました。


そこで新たに「歴史探訪」というカテゴリを設け、その日にいくつか城跡なり史跡などを回ったら「この日はこんな所行きました〜」的な軽いノリでアップするようにしたいと思います。


いよいよ本題に入りますが、「逆井(さかさい)城跡公園」は茨城県坂東市逆井にありまして、ネットで物見櫓等がいい感じに復元されているという情報をつかんだので9月3日に行って来ました。逆井城は逆井氏が治めていましたが後北条氏に攻められて落城し、その後は後北条氏が大規模な築城をしたのでそれ以前の遺構と重なっていて珍しいらしいです。逆井氏の城を逆井古城、後北条氏の城を飯沼城とも言います。


このようにいい感じに復元されています。



園内にはこのような空堀も残っています。



この池は落城の際に城主の奥方だか娘だかが先祖伝来の釣鐘をかぶって入水し、後年何人もの人がそれを掘り起こそうとした事から「鐘堀池」とも「鐘堀井戸」とも呼ばれているそうです。


まだまだアップした写真や色々と書きたい事もあるのですがここはこの位にしておきます。


余談ですがお昼は園内にある「そば工房 智姫」で食べました。

店名は落城の際に入水した奥方(あるいは娘)の名前から取ったみたいですね。食べたのは「智姫そば」で温かい汁につけて食べるのは好きなので美味しかったです。何がどう美味しかったのかは日数が経っているのとボキャブラリーが少ないためご容赦をm(__)m


次は小山市役所の駐車場にある「小山評定跡」を見に行きました。

評定跡はいつくか説があったみたいですが市ではここに決めたみたいですね。この地であの家康が上杉征伐を取り止めて大返しをしたかと思うと感慨深いです。ここはまさに歴史のターニングポイントともいうべき場所ですから・・・。


当初は逆井城跡公園を見た帰りに小山評定跡を見る位しか時間がないだろうと思っていたのですが、思いのほか時間が余ったので足を伸ばして「皆川城跡」まで行ってみました。急遽決めたので「取り合えず皆川城カントリークラブまで行けば分かるだろう」と簡単に考えていたら場所がなかなか分からずかなり迷ってしまいました(>_<)皆川城は皆川氏が治めていましたが秀吉の小田原征伐の際に落城しました。


山城でしたが来たからには登ってみようと思い頂上の本丸まで行きましたが、いや〜きつかったです(>_<)なので、石碑を見た時はホッとしました。頂上は伐採されていて見晴らしが良かったです。皆川城跡ももっとアップしたい写真や書きたい事もありますが止めておきます。


いや〜軽いノリでと言ったわりにはけっこうな長文になってしまいました(^^;)逆井城跡公園も皆川城跡も自分がおよばないほど多くの写真と緻密な文章で構成されているサイトが多くありますので、興味のある方は調べてみてください♪