「叱らない」子育て   高江幸恵 編

若旦那です。

会社勤めのお父さんと違って自営業の自分は子供と接する機会が多く恵まれている反面、子供にイライラさせられる事が多いのも事実です。自分の機嫌の悪い時なんかは必要以上に強く怒ったり手も出たりで、後になって自己嫌悪に陥ったりする事なんかしばしばなんです。なのでタイトルを見た時、このような子育てが出来ればと思い手に取りました。


この本は編者の高江幸恵さんが編集長をしていた育児雑誌『プチタンファン』で連載していた「叱ってばかりの私」あてに寄せられた手紙をまとめたものです。


叱ってしまうのは自分が未熟なためだろうか?と悩むお母さん。
夫や義母や実母への不満を子供にぶつけてしまうお母さん。
見知らぬ土地での孤独感から子供に当たってしまうお母さん。等々


その叱り方の程度は別としても男性ながら投稿してきたお母さん方の辛い気持ちはとても良く理解出来ました。所々でその道の先生片が色々とアドバイスをしてくれてますけど、「それで解決すれば苦労はしないよ」と失礼にも思ったりしましたが、後になればある意味的を射たアドバイスだったんだなぁと理解しました(^^;)


後半の『今はもう「叱らない」子育て』のコーナーでは、叱り過ぎないようにした、あるいはしないようと努力しているお母さん方が登場しています。


自分の時間を作って楽しく過ごす事を心がける。
なるべく外に出て育児サークルなどに参加する。
夫や義父母あるいは実母と何度も衝突しながらも話し合った。
ふとしたきっかけで子供大切さを再認識した。等々


これらはちょっと考え方を変えるだけからかなりの覚悟が必要な事まで千差万別ですが、この様に努力しているお母さん達には共感しますし頭が下がる思いですね。これらを参考にしつつこれからも子育てを頑張っていければと思っています・・・。